本記事では、歯が黄ばむ原因やホワイトニングのメリット・デメリット、おすすめのオフィスホワイトニングを紹介します。
ホワイトニングで白い歯を目指したい方は、本記事を参考にしてみてください。
印象は見た目が55%ということを知っていますか?(※)
視覚からの情報が与える印象は強いものです。特に口元は、会話をしている時に目線で追ってしまうパーツのひとつです。口元の印象が悪ければ、イメージダウンしてしまうことも少なくありません。
そこでおすすめなのが「ホワイトニング」です。
ホワイトニングをすることで口元の清潔感がアップし、実年齢よりも若く見られるなど、嬉しい効果がたくさんあります。
ホワイトニングで歯が白くなる仕組み
ホワイトニングは、歯の表面に付着した色素を分解し、歯のトーンをアップさせ白くしていく方法のことです。
歯は、エナメル質、象牙質、歯髄と3つの組織から形成されています。このうちの、象牙質は黄ばみのある色をしています。
特に日本人は象牙質の外側にあるエナメル質が薄いため、象牙質が透けやすく、黄ばみが目立つ傾向にあります。
エナメル質は加齢とともに薄くなりますが、一方で象牙質は厚みを増していきます。ケアを行わない限り、歳を重ねるごとに歯の黄ばみは濃くなってしまいます。
そこでおすすめするのが、「ホワイトニング」です。ホワイトニングは、象牙質とエナメル質を内側から漂白し、歯を白くしてくれます。
加齢による歯の色の変化だけではなく、日ごろの飲み物や喫煙からくる汚れにも対応しています。
いつものブラッシングでは落としきれない黄ばみも、ホワイトニングなら歯を美しく白くしてくれます。
歯が黄ばむ原因
歯が黄ばむ原因は、「加齢」「外的刺激」「内的要因」の3つが挙げられます。
こちらの項目では、この3つの原因について詳しく解説します。
〈加齢〉
前述したように、歯の表面を覆っているエナメル質は加齢により薄くなります。すると、歯の内側の象牙質が透けて見えてくるようになり、白色から黄色に変色したように見えます。
〈外的刺激〉
コーヒーやお茶など色が濃いものには色素が含まれており、その色素が歯の表面に沈着することで着色を引き起こします。これは歯の色素沈着であり、ステインによる着色とも呼ばれます。
ステイン着色になりやすい代表的な飲食物は、コーヒー、お茶、赤ワイン、ココア、カレーなどです。また、たばこのヤニも同様に、歯の黄ばみを強くする傾向にあります。
上記の飲食を口にした後すぐに歯を磨くことで、黄ばみを防ぐことができます。
しかし、歯の表面にステインやヤニが蓄積すると、歯の表面を覆うエナメル質の中まで浸透し、黄ばみとなります。
白いシャツにケチャップのシミがつくと、時間が経てば経つほどに落ちにくくなるのと同様に、歯に付いた黄ばみも時間が経てば経つほどに落ちにくくなるので注意しましょう。
〈内的要因〉
歯が黄ばむ内的要因として「抗生物質(テトラサイクリン系)」が挙げられます。
特に歯の形成時期(0~12歳)にテトラサイクリン系の抗生物質を服用していた方は、歯が黄ばむことがあります。
テトラサイクリンの服用で歯が変色する症状を、「テトラサイクリン歯」と言い、軽度では淡い黄色、重度だとグレーになり縞状に出てくるのが特徴です。
ホワイトニングとクリーニングの違い
ホワイトニングと似たもののひとつに「クリーニング」があります。クリーニングは歯の表面を機械で磨き、ステイン・歯垢・歯石を除去するという治療方法です。
対してホワイトニングは、過酸化水素を主成分とする漂白剤を歯に塗り、光を当てることで白くしたり、漂白剤を専用のマウスピースに注入して歯を白くします。
上記の通り、クリーニングとホワイトニングとでは治療法も効果も異なります。以下にクリーニングとホワイトニングの違いを記載しているので、チェックしてみてください。
ホワイトニング | クリーニング | |
---|---|---|
治療法 | ・漂白剤を歯に塗り光やレーザーを当てる ・漂白剤をマウスピースに注入する |
・機械でステイン・歯垢・歯石を除去 |
痛み | ・人によっては、しみる場合がある | ・敏感な部分に触れると痛みが起きる |
効果 | ・歯を内部から白くする | ・歯が本来持つ白さを復活させる |
ホワイトニングで歯が白くなる仕組み
「ホワイトニングで歯が白くなる仕組み」を紹介する前に、 再度歯が黄ばむ原因を復習してみましょう。
<歯が黄ばむ原因>
・エナメル質の象牙質が何らかの影響を受けて変色した
・エナメル質が外的刺激によって変色した
・抗生物質(テトラサイクリン系)を利用していた
上記の原因で変色してしまった歯を、漂白剤のような薬剤を用いて白く見せているのが「ホワイトニング」です。
ホワイトニングで歯が白くなる仕組みは、2つのメカニズムが関係していると言われています。下記では、2つのメカニズムについて解説しています。
〈色素を分解〉
ホワイトニング前の歯は、歯の内部に色素が多く黄ばんでいる状態です。「過酸化水素」が歯の内部へ浸透することで、歯の内部の色素を分解し脱色します。
〈マスキング効果〉
マスキング効果とは、エナメル質の構造を曇りガラスの状態にし、象牙質の黄色を見えにくくすることです。この効果によって、歯が白く見えるようになります。
しかし、マスキング効果は一時的なもので、時間が経過すると元の状態に戻ってしまいます。
ホワイトニングしても歯が白くなりにくい人の特徴
ホワイトニングは安全に歯を白くできる施術です。しかし、どんな歯でも白くすることができるわけではありません。歯の状態によってはホワイトニング効果を得られない場合もあります。
こちらの項目では、ホワイトニングをしても歯が白くなりにくい人の特徴を紹介します。ホワイトニングを検討している方は、是非チェックしてみてください。
〈歯の神経を抜いている場合〉
歯に神経が通っていない場合は、ホワイトニングをしても白くならない場合があります。例えば、過去に転ぶなどして歯に衝撃を与えたことがある方などは、歯の神経が死んでいる可能性があります。
神経が通っていない歯はグレー色に変色しています。心当たりがある方は鏡で歯の色をチェックしてみましょう。
歯に神経が通っていない場合は、歯の内部に薬剤を入れて漂白する「ウォーキングブリーチ」という方法で施術を行う歯科医院もあります。しかし、ウォーキングブリーチを扱っている歯科医院は、あまり多くありません。
〈詰め物を白くしたい場合〉
ホワイトニングは人工物に効果を発揮しない性質のため、詰め物や入れ歯、インプラントなどを白くすることはできません。
〈酸蝕歯の場合〉
スポーツドリンクやクエン酸、黒酢には、酸性の成分が含まれています。日常的に摂取しているとエナメル質が溶けて薄くなり、酸蝕歯(さんしょくし)になる可能性があります。
酸蝕歯になると、画像のように歯の一部が透けて見えたり、歯の表面からツヤが失われます。さらに虫歯になりやすく、被せものをしても外れやすくなるなどの症状が現れます。
ホワイトニングは、エナメル質が薄くなると効果を得られない傾向にあるため、酸蝕歯の場合はホワイトニングをしても思うように白くならないこともあります。
しかし、酸蝕歯の方全員がホワイトニングで効果を得られないわけではありません。酸蝕歯の症状が軽度の場合は、ホワイトニングの施術で十分に効果も得られる場合もあります。
酸蝕歯の症状が中度~重度の場合は、医師からホワイトニングを断られるかもしれません。酸蝕歯の方は、まず医師に相談をしてみましょう。
〈抗生物質による変色の場合〉
テトラサイクリン系の抗生物質で歯が変色している場合は、着色の色や種類、濃さ、位置によってホワイトニングでも白くならないケースがあります。
過去にテトラサイクリン系の抗生物質を服用していた方は、医師に相談してみましょう。
〈金属による変色の場合〉
歯の被せものに金属を使用していると、金属イオンがしみ出して歯や歯と歯茎の間が黒(紫)に変色する場合があります。このような金属による変色は、ホワイトニングでも解消することができません。
金属による変色は、金属を白い樹脂に付け替えてもらったり、ガムピーリングという治療法で歯茎に付いたメラニン色素の除去を検討しましょう。
ホワイトニングのメリット
ホワイトニングを行う最大のメリットは「歯が白くなる」ことです。多くの方が、歯をキレイに整えるためにホワイトニングを希望していると思います。
しかし、ホワイトニングにはその他にも嬉しいメリットがあります。こちらの項目では、ホワイトニングのメリットを紹介しているのでチェックしてみましょう。
自信が持てるようになる
歯の黄ばみが気になり、笑う時や話す時に口元を隠してしまう方もいるかと思います。ホワイトニングをすることで歯を見せて笑うことも会話をすることも抵抗がなくなるため、自信が持てるようになります。
歯が白くなることで今以上に見た目の明るさもアップし、周囲からの印象も変わることでしょう。さらに、歯が白くなることで洋服の色が引き立つようになり、オシャレの幅が広がります。
歯を削らない
ホワイトニング以外に歯を白くする施術法として、セラミックとインプラントが挙げられます。
インプラントは、歯茎を切開し、骨にインプラントを埋め込む治療方法です。
セラミックは、歯との親和性が高いセラミック素材を歯の上に被せる治療方法です。
インプラントやセラミックは、手間も時間もお金もかかります。何よりも大がかりな施術なので、痛みなどの不安も懸念されます。
一方ホワイトニングは、変色部分を削ったり歯を抜いたり、被せものをすることがないため、歯に負担をかけることなく施術を行うことができます。
虫歯を早期発見し治療できる
ホワイトニングは使用する薬剤の濃度が高く、歯の神経や歯茎にしみる可能性があるため、虫歯がある場合施術を受けることができません。
そのため、歯科医院側はホワイトニングの施術を行う前に、歯や歯茎の健康状態、虫歯の有無などを検査します。
虫歯がある場合、検査で早期発見ができるため、そのまま虫歯の治療を受けられるケースもあります。
虫歯になりにくくなる
ホワイトニングは虫歯予防にも繋がります。
2004年に日本大学松戸歯学部にてホワイトニングの研究を行いました。(※)
その結果、ホワイトニングをした歯は酸に対する抵抗性が高まることが分かりました。
また、2014年の神奈川歯科大学の研究によると、高濃度の過酸化水素を用いたホワイトニングでは、初期虫歯を改善させる効果が報告されています。(※)
ホワイトニングは歯を白くしながら、虫歯予防や初期虫歯の改善にも効果的です。
白さの調整が行える
ホワイトニングは徐々に歯を白くする施術法なので、回数によって白さを調整できます。そのため、不自然な歯の色になることがありません。
金銭的な負担を抑えられる
ホワイトニング、インプラント、セラミックの大半は自由診療で全額負担となるため、金銭的な負担が大きくなります。
下記では、ホワイトニング、インプラント、セラミックの相場をチェックしてみましょう。
種類 | 料金相場 |
---|---|
ホワイトニング | 1回20,000~50,000円 ※オフィスホワイトニングの場合 |
インプラント | 1本/200,000~400,000円 |
セラミック | 1本/50,000~150,000円 |
料金相場を見て分かると通り、ホワイトニングはインプラントやセラミックと比較して安く設定されているため、金銭的な負担を抑えながら歯を白くできます。
ホワイトニングのデメリット
ホワイトニングは歯を削ることなく白くすることができますが、デメリットもあります。これからホワイトニングをする予定の方は、ホワイトニングのデメリットにも注目し検討しましょう。
人工歯は白くできない
前述したように、ホワイトニングは差し歯や金属、セラミックなどの被せものを白くすることはできません。
人工歯がある場合、天然の歯だけをホワイトニングすることで人工歯との間で色の差が目立ち不自然に見える場合があります。
歯がしみる場合がある
ホワイトニングの薬剤によっては、しみる場合があります。特に歯質が薄い方、知覚過敏の方は薬剤が歯や歯茎にしみやすい傾向にあります。
効果が人によって異なる
ホワイトニングの効果は人によって異なります。特に抗生物質による変色や、象牙質の黄ばみが酷い場合は白くなりにくくなる傾向にあります。
飲食物に注意しなければならない
ホワイトニングの施術期間中はホワイトニングの効果を考慮し、色が付きやすい物の飲食を控える必要があります。
特に施術後24時間は歯の表面組織がデリケートな状態のため、色の濃い飲食物は控える必要があります。ホワイトニングの施術後24時間以内に注意するべき飲食物は以下の通りです。
・コーヒー
・紅茶
・コーラ
・カレー
・ケチャップ
・チョコレート
コーヒーや紅茶などは朝食時に飲む方も多いと思いますが、ホワイトニング後24時間以内の摂取は控えるようにましょう。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングには、「オフィスホワイトニング」「セルフホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」の4種類があります。
ホワイトニングの種類によって、特徴や回数、持続期間が異なります。ホワイトニングを検討している方はそれぞれの特徴をチェックし、どのホワイトニング方法が自分に最適なのか見比べてみてください。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師、衛生士が施術を行います。
歯科医師や衛生士にしか取り扱えない「過酸化水素」「過酸化尿素」などの薬剤を使用しレーザーや光を照射することで、色素の分解作用が活性化し短時間で歯を白くすることができます。
また、歯のクリーニング、汚れ予防のコーティングなど歯科医院ならではの手厚いケアが受けられるのも特徴です。
料金相場 | 1回/20,000~50,000円 | ||
---|---|---|---|
1回の施術時間 | 30~90分 | ||
回数 | 3~4回 | ||
持続期間 | 3~6ヵ月 |
ホワイトニングは審美目的のため、健康保険が適用外です。
そのため、医師や施術内容によって料金が異なります。回数についても目標とする白さによって一人ひとり違うことをポイントとして覚えておきましょう。
また、オフィスホワイトニングは短期間で効果を実感しやすい反面、過酸化水素を使用しているため歯や歯茎への刺激が強く、痛みを感じる場合があります。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、自分自身で歯の汚れを落とす方法です。サロンスタッフから施術方法や機械の使用方法をレクチャーしてもらい、自分自身でホワイトニングを行います。お手頃価格で始められるため、ホワイトニングを試してみたい方に最適です。
医療機関ではなく専門サロンなどで施術を行います。そのため歯科医師がおらず過酸化水素を取り扱うことはできません。代わりに、酸化チタンやポリリン酸などを使用しケアします。
料金相場 | 1回/5,000円前後 | ||
---|---|---|---|
1回の施術時間 | 約30分 | ||
持続期間 | 2~3ヵ月 |
セルフホワイトニングは各サロンによって施術料金が異なります。
しかし、1回20,000~50,000円のオフィスホワイトニングに対し、セルフホワイトニングは1回5,000円前後で受けられるため、安くホワイトニングを行いたい方にはおすすめです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で自分の歯の形のマススピースを作り、処方された薬剤をさそのマウスピースに流しこみ自宅でケアする方法です。自宅でケアできるため、仕事や学校、子育てで歯科医院に通う時間がない方に最適です。
ホームホワイトニングは、低濃度の薬剤を使用するため効果を実感するまでに時間がかかる場合もあります。しかし効果が長く持続する点は大きなメリットです。
料金相場 | 25,000~50,000円 | ||
---|---|---|---|
マウスピースの装着時間 | 1~2時間 | ||
効果を実感するまでの期間 | 2~3週間 | ||
持続期間 | 約1年 |
歯科医院で作成するマウスピースの費用は、15,000~40,000円が相場とされています。プラスして、薬剤の料金は1週間で5,000円前後が目安です。
マウスピースと薬剤の料金を考えると、効果を実感するまでに25,000~50,000円が必要と考えられます。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。歯科医院でホワイトニングの治療をした後、ホームホワイトニングでさらに白さを深めていきます。
2つのアプローチにより、即効性や持続性、白さなども期待できるホワイトニングです。そのため「早く歯を白くしたい!」という方に最適です。
料金相場 | 50,000~100,000円 | ||
---|---|---|---|
通院回数 | 4~6回 | ||
持続期間 | 約1年 |
最短で歯の白さを目指せるデュアルホワイトニングですが、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2つを併用して治療を行うため、料金が高額です。
ホワイトニングができない症状
ホワイトニングは誰でも受けられるわけではありません。まず、歯や歯茎が健康で18歳以上であることを最低限クリアしておかなくてはいけません。
こちらの項目では、ホワイトニングができない症状を紹介しています。
虫歯がある
ホームホワイトニング、オフィスホワイトニング、デュアルホワイトニングなど、歯科医師を通してホワイトニングを受ける場合は、必ず口の中の検査を行います。
検査で見られるポイントは、
・虫歯の有無
・歯周病の有無
・歯の表面に亀裂がないか
などです。
虫歯や歯周病がある場合は、ホワイトニングの薬剤がしみたり、痛みを感じるなどのリスクがあります。
そのため、ホワイトニングより歯の治療が優先され、虫歯や歯周病が完治した後にホワイトニングをすることになります。
妊娠中・授乳中の場合
ホワイトニングの薬剤による胎児や母体への影響は、未だに解明されていません。
そのため、歯科医師は母体や胎児への万が一の影響を考え、妊娠中や授乳中の方のホワイトニングを推奨していないようです。
知覚過敏の場合
ホワイトニングの薬剤によっては、刺激が強く知覚過敏が起こる可能性があります。
すでに知覚過敏の症状がある方はホワイトニングの薬剤で知覚過敏が悪化することが考えられ、ホワイトニングの施術を断られる場合があります。
しかし、実際にはホワイトニング前の検査で医師がホワイトニングをできるかどうか判断してくれるため、「知覚過敏だから…」とホワイトニングを諦める前に、まずは医師に相談してみることが確実です。
無カタラーゼ症の場合
無カタラーゼ症とは、過酸化水素を分解するカタラーゼが体内に不足している病気です。
ホワイトニングは、過酸化水素が含まれた薬剤を使用します。無カタラーゼ症の場合、過酸化水素を上手く分解できないため、過酸化水素を使用したホワイトニングを受けられません。
また、膠原病、喘息、ヘルペス、光線アレルギー、心臓疾患、顎関節症の疾患を持っている方も、ホワイトニングできない場合があります。
ホワイトニング後の注意事項
ホワイトニングの施術後は、飲食物の制限など注意するべきことがあります。こちらの項目では、ホワイトニング後の注意事項を紹介します。
オフィスホワイトニング後は酸性の強い飲食物を控える
オフィスホワイトニングの施術後は、薬剤の影響で歯が着色しやすく溶けやすい状態です。そのため、レモンやグレープフルーツなどの酸性が強い飲食物は控える必要があります。
ホワイトニング後に酸性の飲食物を口にすると、歯の表面にあるカルシウムを溶かす「脱石状態」が強くなり、歯の表面が荒れてしまいます。歯の表面が荒れると、ホワイトニングの効果も下がってしまうため注意しましょう。
色が付きやすい飲食物は控える
ホワイトニング中は、歯の色を抜く薬剤により逆に歯に色が付きやすくなります。
歯に色が付きやすい状態であるのにも関わらず、カレーやコーヒーなど色の濃い飲食物を口にすると、歯に着色してしまい効果が半減してしまいます。
色の付きやすい飲食物を口にした後は、すぐに歯磨きをするなどして着色を防ぎましょう。
タバコは控える
ホワイトニング後は、歯の表面がデリケートになっているため禁煙するように勧められる場合があります。
ただし、ホワイトニングの薬剤によってはタバコを控えなくてもいいものもあるため、禁煙が難しい方はホワイトニングの治療前に医師に相談しましょう。
歯をきちんと磨く
ホワイトニングで白くなった歯を少しでも長く保つためには、歯磨きに力を入れることが重要です。
・何かを口にしたら、色素沈着が起こる前にすぐに歯を磨く
・磨き残しがないように注意する
・エナメル質が剥がれないように優しく磨く
・ホワイトニング専用の歯磨き粉を使用する
上記のことに注意し、少しでも長く白い歯を持続させましょう。
また、ホームホワイトニングの場合は、ホワイトニング前の歯磨きで汚れが残っているとホワイトニングにムラができるため、注意しましょう。
毎日行う歯磨きなので、歯科医院の医師や衛生士から歯磨きの仕方を教わるのもおすすめです。正しい歯磨きを毎日行うだけでも、ホワイトニングの持ちは変わります。
おすすめのオフィスホワイトニング紹介
銀座デンタルホワイトは、トーンアップ満足度99%以上の実績があります。(※)
初めてホワイトニングをする方向けに「1本単位のメタリンホワイトニング(上下6本(12本)~)」を、全額返金保証付きで行っていることが最大の特徴です。
治療に満足できなかった場合は全額返金を約束しているため、ホワイトニングを初めて受ける方からの安心感も大きいことでしょう。
銀座デンタルホワイトは、「ウルトラメタリンホワイトニング」という治療をメインに行っています。ウルトラメタリンホワイトニングの薬剤は、ポリリン酸と環状リンの混合物で人に優しい成分です。
優しいだけではなくコーティング力にも特化しているため、ホワイトニング後に着色性の高い飲食物を我慢することなく口にできます。
また、従来の過酸化水素を用いたホワイトニングは、痛みやしみが起きやすい傾向にありましたが、ウルトラメタリンホワイトニングなら歯の組織に負担をかけず安全な治療を受けられます。
さらに最短30分と、施術時間の短さも特徴的です。
※銀座デンタルホワイト調べ
スターホワイトニングは、年間150,000人以上の来院実績があります。(※)医院としてコストを抑え、徹底的に切り詰めたことで1回2,750円(税込)というリーズナブルな料金を実現しています。
スターホワイトニングは、ホワイトニング専用のLEDライトを使用し、赤外線や紫外線がカットできるように開発されているため熱さや痛み、日焼けの心配がありません。
さらに、歯科医師や歯科衛生士などホワイトニングのプロが施術を行うため、安全して施術を受けられます。
保証制度も導入しており、施術後に満足できなかった場合は全額返金が可能です。初めてのホワイトニングは何かと不安が付きものですが、全額返金保証があるのも安心して通える理由のひとつとなることでしょう。
※スターホワイトニング調べ
ホワイトニング東京は、ホワイトニング先進国アメリカのPHILIPS社製のホワイトニングシステムを導入しています。PHILIPSと言えば、電動歯ブラシで世界的に有名なメーカーです。
ホワイトニング東京は、PHILIPS社製のZOOMホワイトニングライトを使用しており、漂白剤の浸透力を高める効果で、1回90分の通院で元々の歯の色以上に白くすることが可能です。
また、ホワイトニングの痛みが気になる方には、痛み止めを無料で出してくれるため痛みの不安を緩和できます。
さらに、結果に満足できなかった場合は「全額返金保証」か「無料再照射」から選択することが可能です。利用者にとって、全額返金保証があるとないとでは安心感が違うことでしょう。
即効性のあるホワイトニングを受けたい方は、是非カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
さいごに
本記事では、歯が黄ばむ原因から、ホワイトニングのメリット・デメリット、おすすめのオフィスホワイトニングを紹介しました。
歯が白いことで得られるメリットはたくさんあります。しかし、ホワイトニングにはデメリットがあるのも事実です。両方を理解した上で信頼できる歯科医院選びが重要です。仕事や子育てで、通院ができない場合は、ホームホワイトニングという選択肢もあります。
ホワイトニングはお金も時間もかかるので、自分自身に最適な施術方法や歯科医院を選び、後悔のないホワイトニングを行いましょう。