【男性の大人ニキビ】ニキビができる位置別の理由やニキビケア方法とは？

男性の肌は女性と比較して皮脂の分泌量が2～3倍多い※といわれており、大人ニキビに悩む男性は多いのではないでしょうか。一度できたニキビは治るまでに時間がかかったり、ニキビ跡になってしまったり、美肌とは程遠くなってしまいます。

本記事では、そんな男性の大人ニキビを解消すべく、大人ニキビの原因や男性におすすめの大人ニキビケア、メンズスキンケア用品の選び方を紹介しています。

ニキビに悩む男性は必見の記事となっているので、最後までしっかりとご覧ください。
※年齢・性別の皮脂量分泌

大人ニキビって何？

大人ニキビとは、20歳以降にできるニキビのことをいいます。頬やあご、首などのＵゾーンにできやすいのが特徴で、ライフスタイルやストレスなどが大人ニキビの原因と深く関係していると考えられています。

そのため、一度できてしまうと治りにくく、治ったとしても症状は繰り返すこともあります。ニキビ跡として残りやすいのも大人ニキビの特徴です。

男性の大人ニキビの原因とは？

大人ニキビの原因は男女で大きな違いはありませんが、男性特有の原因があるのも事実です。
こちらの項目では、男性の大人ニキビの原因を紹介しているので、当てはまる原因がないかチェックしてみましょう。

生活習慣の乱れ

睡眠不足や栄養バランスの崩れた食生活、運動不足などの生活習慣の乱れは大人ニキビの原因になります。

・生活習慣の乱れで肌のターンオーバーが乱れニキビができやすくなる
・ターンオーバーが正常に行われなくなると、古い角層が毛穴に詰まりやすくなるため、ニキビができやすくなる
・脂質の多い食事を長く続けると、皮脂量が増加しニキビを招く

ターンオーバーや皮脂量がニキビの原因となる為、生活習慣の乱れの改善が重要です。

ストレス

ストレスを受けていると、ホルモンバランスが乱れやすくなり、大人ニキビができやすくなります。ストレスが蓄積することで自律神経がうまくコントロールできなくなり、血流が悪くなります。血流が悪くなることで肌のターンオーバーが乱れ、免疫力が低下しニキビができる原因となります。

また、ストレスホルモンが過剰に分泌されるとニキビを悪化させる原因にもなる為、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

オイリー肌

男性は女性と比較して皮脂の分泌量が多く、肌がテカッたり、べたつきやすくなります。
大人ニキビの原因のひとつに「余分な皮脂」が挙げられるため、男性は女性以上にスキンケアのやり方や食生活に注意する必要があります。

シェービング

男性の身だしなみを整えるために欠かせない習慣である「髭剃り」は、時に大人ニキビの原因になることもあります。

髭剃りは、刃を肌の表面を滑らせ摩擦が生まれる行為です。肌への摩擦が刺激となり、肌が持っている「バリア機能」を弱らせ、必要以上に皮脂を分泌させます。その結果、ニキビができる原因となります。

また、髭剃りで使用する電気シェーバーやカミソリは手入れを怠ると、殺菌が繁殖しやすい状態になります。殺菌だらけの電気シェーバーやカミソリで髭剃りをすることで毛穴に菌が入り込みやすくなるため、ニキビができやすくなります。

乾燥

ニキビは過剰な皮脂が原因というイメージがありますが、肌の乾燥もニキビの原因になります。
肌の水分量が下がることで、肌表面の角質が硬くなり、毛穴詰まりがおきやすくなり、その結果、ニキビができてしまいます。

ニキビはできる場所によって原因が違う

ニキビはできる場所によって原因が異なります。こちらの項目では、場所別でニキビができる原因を紹介しているので、何がニキビの原因となるのかチェックしてみましょう。

髪の生え際

髪の生え際のニキビは、シャンプーをした際の洗い残しが原因とされています。洗髪時には、きちんと生え際までお湯でシャンプーを落とし、洗顔時には生え際まできちんと洗うことが重要です。

また、洗髪は意外にも頭皮の潤いを奪います。頭皮の潤いが不足することで生え際にニキビができる場合もあるため、過剰なシャンプーも注意が必要です。

額・おでこ

鏡を見た時に額がテカテカしていることはありませんか？
額には皮脂を分泌する皮脂腺が集まっているため、テカリが起きやすい環境にあります。
皮脂が過剰に分泌することで毛穴に詰まって、ニキビができやすくなります。

また、額は前髪が触れたり、ワクッスやスプレーなどの整髪料もニキビの原因となりやすいため注意が必要です。

眉間・眉毛

眉間・眉毛のニキビは、額・おでこ同様に皮脂の過剰な分泌によってニキビが発生します。できたニキビを手で触れてしまうことも炎症を引き起こす原因となります。目につく場所なので隠したくなりますが、前髪が触れることも余計にニキビを悪化させてしまいます。

鼻

鼻は顔の中でも皮脂の分泌量が多く、毛穴が深い分、毛穴の奥に皮脂やアクネ菌が蓄積されやすいパーツです。オイリー肌の方はもちろん、紫外線などの外部刺激でニキビが発生しやすいです。

また、花粉症の方は時期になると鼻をかむ回数が増え、鼻とティッシュの摩擦で鼻のニキビができやすくなります。

頬

頬は顔の中でも乾燥しやすく、男性ホルモンも影響してニキビができやすい部位です。対策方法は、乾燥を防ぐために保湿ケアを行うことです。

また、頬のニキビは、胃腸のダメージや肝機能の低下、脂質や糖質の摂りすぎなども挙げられるため、食生活を正す必要があります。特に糖質や脂質が多く含まれる菓子パンやパスタ、ラーメンなどはなるべく控えましょう。

口の周り

口周りの大人ニキビは、ストレスや暴飲暴食により胃腸が弱っている時にできやすくなります。頬のニキビと同様に、食生活を改めましょう。

また、シェービングによる刺激から傷ができて、ニキビができることもあります。

顎・フェイスライン

顎やフェイスラインのニキビは、ホルモンバランスの乱れが原因とされています。冷えやストレスなども影響を受けやすい部位です。

また、シェービングによる刺激や、マスクやマフラーなどの摩擦も原因とされています。シェービングで使用するカミソリなどは清潔にし、保湿ケアを意識して行いましょう。

背中

背中のニキビは皮脂腺が多く、毛穴詰まり、菌が繁殖しやすい部位です。さらに衣類の摩擦や、蒸れでニキビが発生する原因のひとつとされています。身体を洗う際にゴシゴシ洗うことで乾燥を引き起こす可能性もあるため、優しく洗うように意識しましょう。

男性におすすめの大人ニキビケア

大人のニキビケアは、どのようにケアをすればよいのでしょうか。毎日のスキンケア方法についてポイントを紹介していきます。

洗顔を見直す

洗顔を行う上で重要なことは「肌を擦りすぎずに、負担をかけず汚れを落とすこと」です。ニキビ対策のため、ここでもう一度洗顔方法を見直しましょう。

①手を清潔にする
手をきちんと洗って、菌が顔に移らないようにしましょう。

②ぬるま湯で顔を洗う
あらかじめぬるま湯で顔を洗い、汚れを落とします。

③洗顔料を泡立てる
洗顔料を手に取り、泡立てネットでモコモコの泡ができるまで泡立てます。肌と泡の間にクッションを作り、肌への摩擦を極力減らします。

④洗顔
洗顔の方法は以下の通りです。

1．泡を顔にのせて、Tゾーンから優しく丁寧に洗います。
2．黒ずみが気になる鼻は、指の腹を上手くつかってクルクルと洗います。
3．次に頬へ泡をのせて、優しく丁寧に汚れを落とします。
目や口は皮膚が薄い部位なので、力を入れずに洗いましょう。

⑤ぬるま湯で洗い流す
最後は、ぬるま湯で洗顔料が落ちるまで湯すぎます。特に、こめかみや生え際は泡が残りやすいので、すすぎ残しがないようにしましょう。

⑥顔を拭く
しっかりと泡を洗い流したら、清潔なタオルを顔に当てて、顔の水気を取っていきます。摩擦が起きやすいため、優しく拭きましょう。

〈洗顔でのNG行動〉
・冷水や熱めのお湯で洗う
・泡立てネットを使用して泡を作る
・力を入れて、ゴシゴシ洗う
・1日3回以上の洗顔をする
・ニキビができているところを集中的に洗う

スキンケアを行う

大人ニキビは、乾燥によるバリア機能の低下で起こりやすくなります。そのため、洗顔後のスキンケアもニキビを防止するためには重要です。

スキンケア方法の正しい手順は、化粧水→乳液→クリームです。スキンケア方法は以下の通りです。

①化粧水
化粧水は手で付ける方法とコットンで付ける方法の2種類があります。

〈手で付ける場合〉
手で化粧水をつける場合は、500円硬貨サイズの化粧水を出し、両手のひら全体に広げます。
次に顔の中心から外側にかけて、円を描くように塗っていきます。顔全体が潤うまで、丁寧になじませます。

〈コットンで付ける場合〉
コットンで化粧水を付ける場合は、化粧水がコットンの裏側まで十分に濡れるくらいの量を含ませます。コットンを顔の内側から外側にかけて、おでこから頬の広い部分を拭き、次に、鼻、顎と丁寧になじませます。

②乳液
化粧水が顔の肌全体になじんだら、10円玉硬貨サイズの乳液を手に取ります。次に両手に乳液を広げ、内側から外側にかけ大きく円を描くように塗っていきます。一番乾燥が気になる頬から塗っていくことがおすすめです。

③美容クリーム
美容クリームは、額→頬→顎→鼻につけます。次に両手で中央から外側にかけて顔全体にのばします。成分がきちんと肌に浸透するように、両手のひらで顔全体を覆うハンドプレスで付けていくのがおすすめです。

〈オールインワンの場合〉
オールインワンとは 、化粧水、乳液、美容液の役割をひとつにまとめた化粧品のことです。ひとつのアイテムで手入れが済むので、ズボラな方でもニキビケアを行えます。

オールインワンを使用する際は、乾燥しやすい頬や口周りからつけていき、皮脂分泌が多めの額は少なめにつけます。

メンズスキンケア用品の選び方

こちらの項目では、メンズスキンケア用品の失敗しない選び方を紹介しています。

乾燥がしにくい洗顔料を選ぶ

ニキビケアで洗顔料を選ぶ際は、ニキビケア成分が含まれる洗顔料よりも、乾燥がしにくい洗顔料選びがニキビケアに効果的です。

ニキビは乾燥で赤みがでるため、保湿でニキビができにくい状態にする必要があります。乾燥がしにくいとされる成分は、硫酸塩（ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸ナトリウム）です。洗顔料を購入する際は、成分量をチェックしてみましょう。

ニキビケアの成分が入っている化粧水を選ぶ

ニキビケアに向いている成分は、抗酸化物質、抗炎症成分の2種類です。特徴は以下をご覧ください。

〈抗酸化物質〉
抗酸化物質はニキビの原因である毛穴詰まりを予防します。化粧水を購入する際に、成分表をチェックし、ビタミンC、ビタミンC誘導体、フラーレント、コフェリルリン酸Naの記載があれば、抗酸化物質が含まれているため、毛穴詰まりのニキビを防止できます。

〈抗炎症成分〉
抗炎症成分は、肌荒れやニキビを防ぐ成分です。化粧水を購入する際に、成分表をチェックし、グリチルリチン酸2K、アラントイン、サリチル酸の記載があれば、抗炎症成分が含まれているため、肌荒れやニキビを予防できます。

また、皮脂分泌抑制成分（ライスパワーNo.6、10‐ヒドロキシデカン酸、エストラジオール）は、皮脂分泌を抑制するため、皮脂によるニキビやテカリの予防に効果的です。

乳液は保湿成分に着目したものを選ぶ

乳液は化粧水で浸透した水分に蓋をする役割を担っています。男性の肌は女性と比較して皮脂量が多いため、油分が多い乳液を選ぶよりも保湿成分に着目した乳液選びがおすすめです。

おすすめの保湿成分は、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンです。
これらの成分は、加齢とともに減少するため、乳液で補うことで、ニキビケアと同時に肌の老化を防ぐことができます。

スキンケアが面倒な方はオールインワンジェルがおすすめ

前述したようにオールインワンジェルは、化粧水、乳液、美容液の役割をひとつにまとめた化粧品のことです。オールインワンジェルを使用する場合は、肌荒れ防止の成分が含まれているものがおすすめです。

オールインワンジェルを選ぶ際は、
・保湿力
・浸透力
・テクスチャー
上記の3つに着目して選びましょう。

ニキビケアにおすすめのメンズ用化粧水

皮膚専門家と共同開発したアクネスラボ 薬用ローションは、ニキビや肌トラブルを繰り返してしまう方におすすめの商品です。皮脂のバランスを整えながら、肌の洗浄、ニキビなどの肌荒れを防ぎ、肌に潤いを与えます。

弱酸性で合成香料・着色料・鉱物油・シリコーン・パラベン不使用なので、敏感肌の方でも安心して使用できます。

和漢植物由来の力でゴワつく肌も弾力のある柔らかい肌にほぐし、自ら潤う力をサポートします。

ACNE FORCE AQUAは、厳選成分で大人ニキビを集中ケア&予防に最適な化粧水です。水溶性プラセンタ、ヒアルロン酸、クロレラエキス、コラーゲンで肌を潤わせて、しっかりと整えます。

グリチルリチン酸2Ｋという抗炎症剤が含まれているため、ニキビの原因である古い角質を徹底除去し、ニキビのケアを行います。

また、ブランドポリシーとして、「国産のこだわり」「無添加へのこだわり」「価格と品質へのこだわり」3つのこだわりを掲げているため、安心・安全に長期間の使用ができます。

ニキビ、ニキビ跡を徹底してケアしたい方におすすめです。

メンズアクネバリアは、大人ニキビに効果的な「イソプロピルメチルフェノール」と「グリチルリチン酸ジカリウム」2つの薬用有効成分を配合しています。

イソプロピルメチルフェノールでニキビの原因菌であるアクネ菌にアタック、グリチルリチン酸ジカリウムでニキビの炎症を抑えます。ダブルのアプローチで、毛穴の奥まで届いて、古い角質も毛穴詰まりも解消します。

朝晩の塗布で1日中ニキビから素肌を守ると同時にテカリやベタつきも抑制、さらさらの清潔な肌へ導きます。

薬用 ニキビ ケアは、ニキビケアのための化粧水！ニキビを防ぐグリチルリチン酸2Ｋと乾燥を防ぐ水溶性プラセンタエキスの2つの有効成分でニキビと乾燥から肌を守り、美容成分でしっかりと保湿します。肌を気遣った商品なので、12種の無添加を実現し、肌に余計な刺激を一切与えません。

薬用ニキビケアは、洗顔、クリーム、美容液、乳液を販売しているので、ニキビ予防のケアとしてライン使いもおすすめです。

リプロスキンは、厚生労働省認可の「医薬部外品」です。肌の荒れを和らげながら、ニキビの発生を抑えてくれます。

ニキビやニキビ跡の肌は刺激に弱くターンオーバーが上手くできていない状態です。不安定な肌に刺激のあるものを使用すると、悪化する場合もあります。リプロスキンは無添加にこだわりぬいた化粧水なので、敏感肌の方も肌が不安定な状態の方も安心して使い続けられます。

また、ニキビ以外にも赤らみ肌、シミ、黒ずみ、クレーター肌にも有効成分が肌に浸透して、改善を見込めます。

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